トラウトアングラーの間では2度目の正月と称される「解禁日」。
河川ごとにその日は変わって来はするものの、今年も漸くその日を迎える事が出来ました。
僕の解禁は長野県の2月解禁の河川。
朝の冷え込みは-12℃でした。
前日に見ていた某人気番組「イッテ○」では南極大陸のベースキャンプ地の気温が-16℃と報じていてその差が、4℃しかない事に驚きを隠せなかった。
現地に着き、遊漁券を求めたのなら「ホントに釣りするの?」と言わんばかりに不思議そうな顔でおばちゃんが僕を見つめます。
それもその筈。河原に車を停めてみれば分厚い氷に覆われていたのです。
当然この日は釣果に恵まれる事無く終わりました。
が、今まで解禁は伊豆半島の温暖な地域で釣りをしていたのでこれもいい経験に成りました。
そして迎えた3月。
解禁日をイベントとしている山梨県の小菅川にお邪魔しました。
3/3の正午より解禁ということで、暖かな陽射しの下で釣りが出来る事が嬉しいです。
シーズン最初の一尾はイワナでありました。
ヒットルアーはダニエルの1g。
ボトム付近を川虫が這うイメージでトレースしてのヒットと成りました。
全国で初めてヤマメの養殖に成功した小菅川だけあって、魚影の濃さには目を見張るものがありました。
このヤマメは深い淵にダニエル3gを沈ませてのヒットでした。
低水温という事もあり、コンパクトなルアーへの反応が良かったです。
そしてお気付きの方もいらっしゃるかと思いますが、ロッドはTroutUnlimitedを使っています。
機種は451ULL-ASというワンピースオールソリッドモデルです。
細身でシャープなブランクのお陰で、ダニエルの様な高比重のルアーの操作も簡単に行えました。
注目アイテムのアスリート55SFHでもヒットが有り、サスペンドの有効性を十分に実感したのでした。
まだまだ始まったばかりですがアイテムが増えて楽しみなシーズンに成りそうです。
余談ですが、その数日後にスタジオJacksonの動画を小菅川で撮影させて頂きました。
そちらでTroutUnlimitedの解説をさせて頂きましたので是非ご覧ください。
【タックルデータ】
ロッド:Jackson TroutUnlimited 451ULL-AS
リール:C2000HGS
ライン:PE0.4号/リーダー・ナイロン4lb.
ルアー:Jackson ダニエル 1g 3g アスリート55SFH